「骨格の書 医学部解剖室の准教授が教える美術解剖学」が2023年10月24日に発売されます。
詳細すぎる骨格解剖図鑑

人体骨格の決定版といっても過言でない、詳細すぎる骨格解剖図鑑となり、著者は厦門医学院解剖室の准教授であり、数々の賞を受賞したデザイナーで、美術の作画力と医学の知識をかけあわせた綿密な骨格図は「生きた教科書」と呼ばれ、台湾の美大生では知らない人はいないのだとか。

256ページにおよぶ本文では単に脊髄の数、ではなく脊髄と脊髄の相対的間隔比率、背骨のアール、頸椎の角度、顎と頬骨の関係、肋骨のつなぎ目の凹凸など、これまでにない圧倒的ディテールの情報量が収録され、イラストレーター、アニメーター、3DCGクリエイター必携の保存版となっているようですよ。

手描きで描かれた正確な骨格図は線の微妙な強弱で立体感を感じさせ、レクチャー部分ではコマ撮りのようなメイキングで、その場で描けるようになる錯覚さえもたせ、さらに数値が相対的になっているため、どんなサイズ、どんな角度から描く需要にも応用がきくようになっています。

監修は森 健人さんで、国立科学博物館動物研究部支援研究員を経て、一般社団法人路上博物館の館長兼代表理事、専門は哺乳類筋骨格形態の比較解剖学的研究という骨格のエキスパート。

  • 書名:骨格の書 医学部解剖室の准教授が教える美術解剖学
  • 発売:2023年10月24日
  • 定価:4,000円(税別)
  • 仕様:B5変型判 256ページ
  • ISBN:9784862465528